お金を拾って警察に届けた場合の保管期間について、テレビのニュースで取り上げてたので、
「昔お金を拾ったことがあったなぁ」と、思い出したのでお話しします。
封筒に入った13万円を拾う
仕事終わりに道を歩いていたら、封筒に入ったお金13万円(正確には覚えてない)を拾いました。
駅近くの本屋に行く途中でした。もうすこしで本屋というところ、5メートルくらい先の道路で茶色い紙が落ちてるのが見えました。歩いて行くとそれが封筒だということがわかりました。あたりを見回してもそばに誰もいませんでした。
とりあえず拾って本屋の店員さんに渡そう、と思い拾い上げると結構な重みにドキッとしました。
やばっ?まさか、、、
その時点で中身を見ていないので確信できませんでしたが「お金だろうなぁ」と、思いながら店員さんのいるレジに持って行きました。
店員さんに渡す前に中身を「チラッ」、やっぱりお金でした。それも1万円が結構な枚数。
レジにいたのは年配の男性店員さん1人。ちょうど仕事帰りのお客さんが増え始めたころ。
「すみません」と、声をかけても他に店員さんが出てくるわけでもなく、手が離せないという視線を送られてしまい、どうしようかと悩んでいました。
ふと、交番が1分もかからない道をはさんだ斜め前にあることを思い出し、そっか!道で拾ったし交番に届ければいいんだ!と思い、本屋を出て交番に向かいました。
拾得物を交番に届ける
交番にいた警察官に事情を話して、拾得物件預り書を作成してもらい控えを受け取りました。
拾ったお金は13万円を超えていました。
交番のおまわりさんからは、「もし落とし主が現れたら拾った物の10%分を受け取る権利があなたにはあります。落とし主が3ヶ月現れなかったら権利があなたに移りますので、警察署で受け取ることができます」と言われました。
給料?何のお金だったのか
銀行の封筒でも郵便局の封筒でもなく、表にも裏にも何も書いてない細めの茶色の封筒。
封はしてしておらず、中にはお金だけ13万円以上。無用心だ。。
拾った日が月末だったこともあり給料なんじゃ?、と思い心が痛みました。もし逆の立場だったら悲しみを通り越して絶望しかありません。
13万円て大きい。
落とした人のショックは大きいはずです。歩いてるうちに落としたのか。。かわいそうすぎる。一生懸命働いた結果を落としてしまうなんて、、
受け取りに警察署に行く
以前にも現金ではありませんが財布を拾ったことがあったので、大体の流れは知っていました。財布のときは落とし主がすぐ警察に届出たので、「落とし主が見つかりました権利を主張されますか?」と警察から電話があり、「主張しません」と答えて終了となっていました。
今回の現金については、季節が変わっても警察からの連絡はありませんでした。
「どうなってるんだろう?本当にもらえるんだろうか?」と、ドキドキしながら警察署に受け取りに行きました。
受付で案内され担当の部署に移動。警察事務の方とやりとりの末、全額受け取りました。
驚きでしかありませんでした。
- 13万円という大金を落としたままの人
- 13万円という大金を全額もらえる社会のしくみ
すごいことが起こったなぁ、としみじみ感じました。
何に使った?13万円
結局受け取ったお金は使うことができず、そのまま貯金することにしました。使ったらいけないような気がして。。
もしお金を落としてしまった方!
あきらめずに警察署に行ってみてください。
- 落とした日
- 落とした場所
- 落とした金額
金額がぴったり正確じゃなくても警察の方は話を聞いてくださると思います。
その後
13万円を拾ってそして、受け取った。それは、私にとって驚くべきイベントでした。
ですが、もう一つイベントが待っていました。
なんと!
財布を本屋で置き引きされる被害に遭ってしまったのです!
それも本屋の中で!(←ちなみに封筒を拾ったところとは別の本屋で)
その話は別の記事で書きたいと思いますが一連の出来事を経験して、
世の中の仕組みはうまくできているなぁと、感心したものでした。(ちょっと違うかもしれませんが。。。)
では。
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